漫画『カグラバチ』１巻あらすじ！ネタバレあり

漫画『カグラバチ』１巻（第１話～第８話）のあらすじを詳しくご紹介します！
ネタバレを含みますのでご注意ください。

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登場人物
あらすじ
ポイント
まとめ

登場人物

　六平国重（ろくひらくにしげ）

独自の加工法で妖刀を作り上げ斉廷戦争を終わらせたことから、国で最も有名な刀匠となる。
刀づくりはピカイチですが、他はてんでダメで、息子の千紘が身の回りの世話をしている。

　六平千紘（ろくひらちひろ）

国重の息子。国重のような刀匠になるべく日々修行に勤む。
世間には知られていない７本目の妖刀『淵天』の所有者。

　柴登吾（しばとうご）

国重の古い友人で、腕の立つ妖術師。
時々国重の元を訪れており、現在は千紘と行動を共にする。

　ヒナオ

妖術師と依頼人（身辺警護等）を繋ぐ仲介人。柴の依頼で、毘灼と妖刀の情報を募集している。

　鏡凪シャル（きょうなぎしゃる）

ある特異体質により妖術師に追われている。助けを求めてヒナオの店を訪れ、千紘たちに出会う。

　双城厳一（そうじょうげんいち）

裏社会の大物で、武器商人。妖刀六工の１つ『刳雲』の現所有者。

　薊（あざみ）

国に雇われている妖術師組織「神奈備」の１人で腕の立つ妖術師。国重や柴とは古い友人。
千紘と『淵天』の存在を知りながらも、神奈備には隠し続けてくれている。

あらすじ

　第１話　“すべきこと”

斉廷戦争から約15年。六平国重とその息子である千紘は、日々刀づくりに勤しんでいました。

それから38か月後、千紘は妖刀『淵天』を手に、柴と共に地方のヤクザのアジトに突撃します。
組長を捕まえた千紘は、毘灼の情報を聞き出そうとしますが…

　第２話　累累

組長が毘灼について話そうとした途端、体に仕込まれていた妖術が発動し、組長は命を落とします。

毘灼とは、３年前に父国重を殺した妖術師組織で、その際に６本の妖刀も奪われてしまいました。
その日以降千紘は、世間には知られていない７本目の妖刀『淵天』を手に、毘灼と妖刀の情報を探しているのでした。

　第３話　目撃者

ようやく妖刀の目撃情報が入ったとのことで、ヒナオの元を訪れた千紘と柴でしたが、なんと情報源は幼い少女シャルでした。

シャルは「悪者に追われているから守ってほしい」と言いますが、追われている理由を話しません。
子供のおふざけではないかと疑いつつも、何も食べていないと言うシャルを連れて食事に出たところを、妖術師に襲われてしまいます。

　第４話　妖術と妖刀

襲ってきた妖術師ダルマを妖刀『淵天』で返り討ちにした千紘は、シャルが見た「さいきょうの刀」が奪われた妖刀六工の１つ『刳雲』だと確信し、その在り処を聞き出そうとします。

　第５話　ごちそう

ダルマへの聞き取りは柴に任せ、千紘は空腹のシャルを連れて外に出ます。シャルは一向に追われている理由を話しませんが、次第に千紘に心を許していきます。

一方柴は、ダルマから『刳雲』の所有者が双城厳一であることを聞き出し千紘と合流しようとしますが、千紘の元には新たな敵が現れます。

　第６話　平穏

双城が「シャルと妖刀を奪ってくればいくらでも払う」という情報を流し、その情報に食いついた妖術師たちが千紘に向かってきます。

シャルは、驚異的な再生能力を持つ鏡凪一族の生き残りで、双城はその能力を欲していたのでした。

　第７話　狼煙

なんとか敵を撃破した千紘でしたが、裏社会の大物である双城の情報に、次々と敵が現れます。そこに薊が現れ、妖術すら使わずに敵を退治します。

その薊から、１か月後の闇競売に妖刀六工の１つ『真打』が出品されるという情報を聞いた千紘は、薊の静止を無視し静かに意気込みます。

　第８話　円法炸　～俺は変わるんだ～

千紘との戦いに負け、柴との会話で改心した円法炸（ダルマ）は、妖術師を辞める決意をします。
しかしそこに双城が現れ、決意むなしく姉もろとも殺されてしまいます。

その足でヒナオの店に向かった双城は、いきなり千紘に斬りかかります…。

ポイント

　千紘と『淵天』の存在

六平国重は戦後隠居生活を送り、住居と工房は結界によって守られ外からは隠されていました。
そのため、千紘と７本目の妖刀『淵天』の存在を知るのは、神奈備上層部でも一部の人間のみです。

　妖刀六工

戦時中に国重によって開発された６本の妖刀は、戦後所有者から６本すべてを回収し、国重の工房の地下に隠していました。

６本の妖刀は“六工”と呼ばれ、現在判明しているのは、双城が持つ『刳雲』、闇競売に出品される『真打』の２本です。

妖刀に込めた玄力は増幅し、超高密度に練り上げ形を為すことで、妖術師を超えた力となります。