漫画『カグラバチ』4巻(第28話~第37話)のあらすじを詳しくご紹介します!
ネタバレを含みますのでご注意ください。
あらすじ
第28話 突破口
千紘は『淵天』の金魚による偵察で、“蔵”の中に非常口らしき扉を見つけます。
伯理の記憶からその扉が「楽座市」最下層にあると踏んだ千紘は、折れた『刳雲』を手に最下層に向かいます。
第29話 取捨
あえて堂々と正面から突入し警備の妖術師たちと対峙する千紘の元に、緋雪が現れます。
神奈備の判断に納得がいっていなかった緋雪は、千紘の交渉に乗り、『真打』『淵天』を回収するまでは一時的に協力関係を築くことにします。
第30話 乱入者
一方柴は伯理を連れて、妖術で直接最下層に向かいます。
最下層「凪浄苑」は濤4人によって警備されていましたが、伯理を見かけた宗也は、全力で伯理を追いかけその場から離れます。
第31話 挨拶
伯理は宗也を引き連れて千紘と合流する予定でしたが、千紘の前に現れた敵の妖術によって壁を作られ合流を阻まれます。
千紘の前に現れたのはなんと、父の仇である「毘灼」統領の幽でした。
幽は、妖術も使わずに千紘を拘束します。
第32話 選別
折れた『刳雲』が残り3回しか使えないと悟った千紘は、使いどころを迷います。
一方壁の向こう側で宗也と対峙する伯理は、柴の言葉を信じ何度も妖術を繰り出そうとしますが、不発に終わります。
それでも諦めない伯理は、ついに弱いながらも初めて妖術を繰り出します。
宗也を動かす程度の衝撃派でしたが、そこに、壁に向かって放った千紘の『刳雲』の一撃が当たります。
第33話 死守
一方「凪浄苑」の前では濤3人と柴が対峙しますが、柴が圧倒します。
しかしその様子を会場から見ていた京羅は、事前に幽からもらっていた双城の遺した武器を転送します。
それに触れれば一時的に妖刀に匹敵する力を得られますが、代償として使用後は命を落とします。
それでも濤の1人天理は、その武器を使って柴に挑みます。
第34話 役目
一方伯理は、宗也と1人で対峙する覚悟を決め、千紘に先を急がせます。
第35話 檻
3か月ほど前、伯理は“蔵”搬入前のある女の食事管理を任されました。
女は「話し相手がいれば食べられる」と言い、伯理も「楽座市」のためにと、毎日女と会話をするようになります。
会話の中で心を許していった伯理は女を檻から逃がそうとしますが、全てに絶望していた女は檻を出た瞬間、近くにあったナイフを手にし自害してしまいます。
第36話 天才達
柴の言葉を思い出した伯理は、自分の能力を理解するため意識を内側に向けます。
すると“威葬”の他にもう1つ“蔵”の能力があることに気付きます。
自分の力を理解した伯理は、渾身の威葬を放ち、宗也を撃破します。
一方天理と対峙する千紘は凄まじい攻防を繰り広げますが、とどめを刺そうとした瞬間に天理の力が尽きます。
第37話 対等
ようやく「凪浄苑」の中に入る千紘たちでしたが、なんと“蔵”に繋がる緊急用扉は、京羅によって事前に破壊されていました。
成す術なしと思われた千紘たちでしたが、能力が開花した伯理が、京羅の“蔵”へ千紘を転送させること成功しついに『淵天』を手にした千紘は、京羅と対峙します。
ポイント
刳雲
双城との戦いで折れてしまった『刳雲』は力を失いかけていましたが、残り数回は使える状態でした。
千紘は、その残された力を何とか使って戦います。
毘灼の目的
「毘灼」統領である幽によると、国重を殺したのは「自分が『真打』を振るうため」であり、『真打』の出品もそのための一手だと言います。
2種の能力
通常、体に宿すことのできる能力は1種類のみです。
漣家の中でも2種の能力を使えたのは初代当主のみで、その初代の“蔵”の能力を代々儀式によって受け継いできました。
つまり“蔵”と“威葬”の2種類の能力を扱える伯理は、初代以来の天才と言えます。
まとめ
ついに『淵天』を取り返した千紘が、京羅と対峙します!
・出品が『真打』を使うための一手という真意は?
・幽は『真打』を使って何をしたいのか?
気になる方はぜひ1度読んでみてください!
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