レオナルド・ディカプリオが主演を務める、映画『インセプション』のあらすじをご紹介します!ネタバレを含みますのでご注意ください!
1分で分かる!あらすじ
ターゲットに悟られぬよう“夢(無意識)の中で情報を盗み取る”という産業スパイをしていたコブは、ある日ターゲットであったサイトーに気付かれ、仕事に失敗してしまいます。
しかしそのサイトーに気に入られたコブは、逆に仕事を依頼されます。
その仕事とは、情報を盗むのではなくアイデアを新たに植え付ける“インセプション”というもので、あまり前例がなく非常に難しいものでした。
ただ、サイトーはかなりの権力者で、成功した暁にはコブの犯罪容疑を抹消できると言います。
ある事件の容疑をかけられ、幼い子供たちの待つ家に帰ることができなかったコブは、その仕事の依頼を受けることにします。
集めた仲間と共に、ターゲットであるロバートと夢を共有するコブでしたが、なんとロバートは夢を守る訓練を受けており、夢の中でいきなりその防衛軍である武装集団との激しい銃撃戦になり、サイトーが重傷を負います…。
作品情報
クリストファー・ノーランが監督、脚本を務めた『インセプション』は、2010年7月に公開され、第83回アカデミー賞で、撮影賞・視覚効果賞・音響編集賞・録音賞を受賞しました。
登場人物
コブ(レオナルド・ディカプリオ)
夢の中で情報を盗む産業スパイ。
ある事件の容疑をかけられ家に帰れない。
サイトー(渡辺 謙)
かなりの権力者。
ターゲットであるフィッシャー社は競合。
アーサー(ジョセフ・ゴードン)
コブと行動を共にする。
頭脳派。
アリアドネ(エリオット・ペイジ)
かなり優秀な大学生。
設計士として仲間になる。
イームス(トム・ハーディ)
コブの知人。
偽装師として仲間になる。
ユフス(ディリープ・ラオ)
イームスの知人。
調合師として仲間になる。
ロバート(キリアン・マーフィー)
フィッシャー社の後継者。
今回のターゲット。
モル(マリオン・コティヤール)
コブの妻。
夢の中に登場し、邪魔をする。
ポイント
夢(無意識)の中
現実世界での5分が夢の中では約1時間と、現実世界と夢の中では時間軸が異なります。
※夢の中の夢…と深くなればそれだけ時間軸はズレます
通常 夢の中で命を落とすと、夢から覚めて現実世界に戻ります。
※今回は強力な鎮静剤を使用しているため、命を落とせば『虚無』に落ちます
現実世界(上の階層)の『キック』によって、現実世界(上の階層)に戻ることができます。
夢の階層
●第1階層 雨の街中 【ユフス】
コブ・サイトー・アーサー・アリアドネ・イームス・ユフス
●第2階層 ホテル 【アーサー】
コブ・サイトー・アーサー・アリアドネ・イームス
●第3階層 雪山 【イームス】
コブ・サイトー・アリアドネ・イームス
●第4階層 虚無 【コブ】
コブ・アリアドネ(・サイトー)
最後のトーテムの意味
無事に家に戻ってきたコブは、最後にトーテムを回しますが、そのトーテムが倒れるか否かというところで映画は終了します。
これは、最後のシーンが現実世界か夢の世界かは視聴者のとらえ方次第ということで正解はないのですが、私個人的には……現実世界だと思います。
理由としては、映画を通して「この世界は現実じゃない」というインセプションが視聴者である我々にも行われている気がするからです。
まとめ
“夢(無意識)の中で情報を盗み取る”というなんとも奇怪な今作は、もしかしたら1回観るだけでは理解できないかもしれませんが、だからこそ何度も観たくなる!そんな作品です。
そして、最後のシーンは本当にどちらとも取れるので、いい意味で後を引きます。
コブの過去に何があったのか?そしてモルはなぜ邪魔をするのか?
気になる方はぜひ観てみてください!
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